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ドイツの水道水を沸かすと湯沸し器に白いものがたまるんですよね・・・
それはドイツのお水に含まれるカルシウムとマグネシウムのせいですね。
硬水とは?
お水の「硬度」は含まれるカルシウムとマグネシウムの量によって決まります。
WHO(世界保健機関)の基準では、硬度が0~60mg/l 未満を「軟水」、60~120mg/l 未満を「中程度の軟水」、120~180mg/l 未満を「硬水」、180mg/l以上を「非常な硬水」としています。
実はドイツとオーストリアではこれと違う単位(° dH)を使用していて、硬度の分類も0~8.4 °dHが「軟水」、8.5~14 °dHが「中間」、14~20 °dHが「硬水」とされています。
東京都の水道水の硬度をこの単位に換算すると、3.4°dHになります。やはり日本の水は「軟水」なんですね。
とはいえ、フランクフルト市内の水道水は水源によって硬度にかなり差があり、3.8 ~ 19.2°dHとされています。
こちらのリンクで、自分が住んでいる地区の水の硬度を調べることができます。
ですから、フランクフルトの水道水が「硬い」とは一概に言えないのですが、でも実際お湯を沸かすと湯沸しポットがすぐに白くなるし、シンクにもうろこのような模様がついてくるんですよね。
そこで、ブリタの出番です。
ブリタフィルターでお茶の色もきれいに
ブリタフィルターは、容器とフィルターとセットで、またはフィルター単体で購入できます。
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ブリタフィルターを使うと、カルシウムとマグネシウムを除去してくれるので、「湯沸し器が真っ白」問題が解決されます。
ドイツのお水でお茶を淹れると色がきれいに出ない、お米が白く炊けない、といった問題もブリタフィルターで解決。
容器は 2.4L の”Cool” と3.5L の”XL” がありますが、会社の給湯室など、大人数で使う場合をのぞいて、”Cool” の容量で十分です。
その理由は、この先でご説明しますね。
ブリタ水はそのまま飲める?
ブリタのフィルターは、あくまでもカルシウムとマグネシウムといったミネラル分を除去するものです。
お水の汚れや細菌などを除去する効果はありません。実際に、うちで赤水が出たことがあったのですが、ブリタでろ過してもお水は濁ったままでした。
ブリタのフィルターには殺菌効果もないので、容器にお水を入れっぱなしにしておくと雑菌が繁殖してしまいます。気をつけたいのが、ブリタは水道水の塩素も除去するということ。塩素は水道水の消毒のために入れられていますので、ブリタでろ過して、塩素の量が減少したお水は、さらに雑菌が増えやすくなります。
このため、赤ちゃんのミルクを作る時は、ブリタでろ過したお水は使用しないか、必ずしっかり加熱殺菌してから使用することがすすめられています。大人が飲む分には問題ありません。
もともと水道から出るお水も「生鮮食品」です。放置しておけば鮮度が下がるのは当たり前。
ですから、”XL” ブリタを買って水をためっぱなしにしておくよりも、”Cool” サイズのブリタでこまめに水を入れ換えた方がお水の新鮮さが保てます。
ブリタフィルターも、表示通りこまめに交換することが大切です。
フィルターは純正品でなくても使える
ブリタのフィルターは1個6ユーロほどします。1個につき4週間もつことになっているので、1日に換算すればそこまで高くはないかもしれませんが、もうちょっと節約したいときには、dm やスーパーで、ブリタの容器に対応した廉価版のフィルターを購入することができます。
dm のフィルターは、水が落ちていかない問題が頻繁にあったので、今はもっぱら REWE で売っている VIVESS のフィルターを使用しています。
それでも湯沸し器が白くなったら
ブリタのフィルターも、4週間もつとはいえ、やはり日が経つにつれて効果が薄れていきます。
結果、湯沸しポットにもうっすらと白い石灰汚れがつきはじめることも。
そんな時には湯沸しポットいっぱいにお水を入れ、クエン酸を大さじ2杯くらい入れて沸かすとピカピカになります。
こちらのクエン酸がベストセラー商品のようで、どこでも見かけます↓↓↓
スーパーのお掃除コーナーには、石灰汚れ用の洗剤も売っていますが、このクエン酸の粉で十分汚れは落ちますし、万一口に入ったりしても安全なのでおすすめです(すっぱいと思いますが)。
参考になればうれしいです!
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