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洗濯物がにおうんです・・・
においがするのは洗濯機が汚れているからかもしれません。
ドイツの洗濯機の洗濯時間が長い理由
ドイツの洗濯機を初めて使った人はみんな戸惑うのではないでしょうか?
ドイツの洗濯機は基本的にはドラム式。色々なプログラムがありますが、日本の洗濯機に比べて洗濯時間が長いですよね。中には洗濯に5時間もかかるプログラムも!
そんなに長時間何を洗っているのか???日本人の目から見るととても不思議なのですが、これはもともとドイツと日本の洗濯習慣の違いに由来しています。
ドイツ人は基本的に毎日洗濯をしません。ある程度洗濯物の量がたまったら洗うので、汚れがカピカピになってしまっている可能性があります。
そこでまずは、水にしっかり浸して汚れをゆるめてからでないと洗濯物がきれいになりません。とはいえ、ドイツの水道代は高いので、「エコ」のマークがついている機種ほど使う水の量が少なく、洗濯物がしっかり浸るまでにはまた時間がかかることになります。
また、ドイツでは伝統的にお鍋でグツグツ煮て煮沸する洗濯方法がありました。これを現代の洗濯機が受け継いでいるので、”Kochwasche(煮沸洗濯)” といって、水温が90℃のプログラムがたいていの洗濯機についています。
日本との違いと言えば、ドイツでは基本的に部屋干しですよね。郊外の一軒家でお庭に干したりとか、アパートでもバルコニーに干している人がたまにいますが、日本のようにベランダに洗濯ものがずらっと並んでいるような光景は見られません。
こういった洗濯習慣のあるドイツで、日本と同じような洗濯の仕方をしていると、洗濯物がなんだか臭い!ということになりやすいのです。
生乾きのにおいがする時の対処法
実際に生乾きのにおいがするようになってしまった時の対処法をご説明します。
1.90℃ のプログラムで回してみる
生乾きのにおいの元は、雑菌です。洗濯機に雑菌が繁殖していると、洗濯しても洗濯物はきれいにならず、むしろにおいがついてしまうことがあります。そんな時は、90℃といった高温のプログラムで、洗濯物を入れずに一回洗濯機を回してみましょう。
洗濯機の水温を高めに設定すると電気代がかかってしまいますし、日本の洗濯機は冷水でも洗えるので、普段低温で洗っているという人も多いのではないでしょうか?
また、長時間のプログラムよりも、ささっと洗える短時間のプログラムをいつも使っている、という人もいるかもしれません。
でも、短時間のプログラムだと、汚れがしっかり落とせなかったり、洗剤カスがしっかり排出できなかったりで、いわゆる雑菌のエサが増えることになり、さらに低温では殺菌効果も薄れるので、洗濯機が汚れやすくなります。
洗濯機の洗浄剤も多く出回っていますが、においがそこまで強くなければ、まずは90℃ で1回まわすだけでも効果があります。
2.ナトロンを使用する
もう少ししっかり洗濯機を洗浄したい場合は、ナトロンという重曹を含んだパウダーを使うとさらに効果的。
ドイツの洗濯機の洗剤投入口には、「予洗い用」と「本洗い用」の2つの投入口があります。ナトロン20gずつをそれぞれの投入口に入れて、あと10g をドラムの中に入れて、90℃ で洗濯物は入れずに一番長いプログラムで回します。
面倒であれば、50g全部をドラムの中に入れても大丈夫です。
3.カルキ汚れには専用の洗剤を!
洗濯機についたカルキを落とすためにお酢やクエン酸をナトロンと一緒に入れるという方法が勧められることもありますが、お酢やクエン酸は洗濯機を痛めることがあるので、専用のカルキ除去剤(”Calgon” が有名)を使用しましょう。
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たまってしまったカルキ汚れも雑菌繁殖のもとになるので、しっかり落とすことでにおい予防になります。
~番外編~ 洗濯物のにおい予防のために他にできること
洗濯物がにおう時は、洗濯機をきれいにすることでにおいが取れることがあります。
この他、洗濯用の消毒液を使用することで、洗濯物の殺菌ができて、におい予防をすることもできます。
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洗剤メーカーの物の他、Rewe といった大きなスーパーではプライベートブランドのものも売られています。
また、洗濯物をまとめ洗いする時は、必ず洗濯物をしっかり乾かしてから洗濯カゴに入れるようにしましょう。湿った洗濯物を長期間放置すると、雑菌が繁殖してにおいのもとになりますよ。
洗濯カゴなんて何を選んでもよいような気もしますが、こちらのカゴは、いっぱいで洗濯物が約6~7kg になるので、最大7kg 入る洗濯機をお使いの場合、このカゴがいっぱいになったら洗濯時期だなとわかって便利です。
とはいえ、最大7kg 入るという洗濯機でも、プログラムによって入れられる洗濯物の量が変わるので注意してくださいね。
ご参考になればうれしいです!
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